キュアジェット

キュアジェットとは
キュアジェットとは、針を使わずジェットの力で薬剤を皮膚の浅い表面へ届ける韓国発の美容医療機器です。
注入の際、ジェットの力で皮膚の浅い真皮層の組織に薬剤を届けるため、
・断裂した真皮組織が再生する過程での皮膚の再構築
・ジュベルック・レニスナによるコラーゲン生成
という2つの効果を期待できます。
そのため、単純に手で針を用いて注入する場合よりも効果がたかく、また効果の持続も長くなります。
さらに、皮膚の浅いところに少量ずつ分散させて均一に薬剤を注入できるため、レニスナもジュベルック同様皮膚の浅いところに使用することができます。
ジェット噴射が皮膚に当たる痛みはありますが、一般的に針を刺入する場合よりは痛みは少なくなります。出血や内出血も出ますが、針で刺入した場合よりもダウンタイムは一般的に短くなり、内出血も5日前後で消失することが多いです。
キュアジェット施術がおすすめな方
- 痛みや針が苦手な方
- 金属アレルギーなどで施術を受けられなかった方
- ニキビ跡の治療でTCAクロスやサブシジョンよりもダウンタイムが少ない局所の治療を希望の方
- 広い範囲ではなく、局所的なニキビ跡がある方
- 水疱瘡の跡がある方
- 傷跡の凹みを治療したい方
- 眉間、バニーライン、ひたい、ほうれい線、首などの刻まれたシワがある方
キュアジェットの特徴
痛みが少ない
針を刺さずにジェットの力で皮膚の浅い場所に薬剤を均一に拡散させるため、注射に比べて痛みが少ない特徴があります。
注射やニードルなどの痛みが伴う施術をできれば避けたいという方におすすめです。
腫れを最小限に抑えられる
注射の場合は刺した箇所に赤みを帯びた腫れが生じる場合があります。キュアジェットの場合は噴霧による加圧で薬剤を注入するため、施術後に鎮静すれば腫れや赤みが引きやすくダウンタイムを短くすることが可能です。個人差はありますが、ダウンタイムは数日~1週間程度と短めです。
正確に真皮に存在する組織にアプローチできる
注入量や回数等を設定することで、ジェットの力によって正確に真皮に存在する組織を低侵襲に均一にアプローチできます。そのため、表皮だけでなく真皮層から肌のハリ、ニキビ跡、毛穴の開き、シワなど多くの肌悩みにアプローチできます。
真皮深層(2.5mm)まで噴射可能なため、深いニキビ跡にも効果的。広範囲のニキビ跡よりも、局所的なニキビ跡におすすめです。
レニスナを浅い部分に使うことができる
ジュベルックボリュームはボリュームを出す治療のため、手打ちの場合は深く注入する必要があり、浅い場所に打つとしこりが残るリスクを伴います。キュアジェットだとジェットの力で拡散して一か所に少量しか入らないため、ジュベルックボリュームを浅めに使ってもしこりのリスクが限りなく低いと考えられています。
施術の副作用(リスク)
【 副作用 】
瘡蓋、赤み、腫れ、むくみ、色素沈着
【 注意事項 】
トレチノイン酸、ハイドロキノン、ケミカルピーリング等の肌の入れ替えプログラムを行っている場合は医師にご相談ください。
施術当日は激しい運動やサウナ、長湯は避けてください・
日焼けは避けてください。
施術当日、施術部位のマッサージやエステは控えてください。
【 禁忌 】
- 治療部位が感染している方
- 糖尿病、てんかん、出血性疾患、またはその他の理由により、免疫力と回復能力が大幅に低下ている方
- 妊娠中、授乳中の方
- 自己免疫疾患を患っている方
- 施術希望部位に炎症性ニキビがある方
- 施術部位に傷がある方