コロナの感染状況
最近、テレビではすっかり報道しなくなったが、コロナ感染はいつの間に岡山に忍び足で広がっています。NHKが公開した最近のコロナ感染の状況ですが、沖縄がもっともの重症区域で、徐々に北上してきて、九州、中四国の順に感染が広がっております。
今月に入ってから、クリニックにもだいぶコロナ感染者が方が増えております。特に、家族内や職場内での集団感染です。毎日多いときは、2-3名の感染者がいらしゃっております。
以前と同様、コロナ感染には、特効薬とも言うべき「ゾコーバ」という内服薬が使用可能です。そして、合併する症状に対して、解熱剤、漢方薬など総合的に治療して、早期に診断して、早期に治療することによって、体がだいぶ早く楽になれますし、早く回復できるのみならず、感染後の後遺症もほとんどすくなくですみます。
実は、私(院長)自身も2回この薬剤をお世話になったことがあります。本当に飲んだ翌日に頭がスッキリして、あたかもかからなかったかのように復帰しました。この薬剤は、ウイルスの増殖を抑制するもので、こちらもやはり一刻も早く服用することが大事です。
当クリニックでも、コロナ感染後遺症(味覚障害、嗅覚障害、慢性咳嗽、頭痛、Fog Brain(霧がかかった頭で表現されますが、頭がいつまで経ってもすっきりしない感じ)、倦怠感)について、総合診療的、漢方的に加療しておりますが、やはり、後遺症の方は、初期の治療が不十分なケースが多いです。
ですので、もし、発熱、悪寒、呼吸器症状(咽頭痛、咳、痰)、頭痛、関節痛、下痢などがあれば、一度ご相談にご受診お願いいたします。