ED治療・AGA(男性型脱毛症)
ED治療・AGA
① 男性の自信を取り戻すためにのED(勃起不全)治療
薬剤:ホスホジエステラーゼ5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリスがある)
【PDE5阻害薬の作用】
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尿路血管などの血管を拡張し、血流や酸素供給を増加させる
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陰茎の海綿体の中の血管も拡張し、血流を持続的に増強させることで、陰茎の勃起時の硬さを改善する。
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ED治療薬は、催淫剤ではないので、性的な刺激がない場合、服用しても勃起することがないので、ご安心ください。あくまで服用後、性的な刺激を受けてから、初めて勃起する通常な生理反応です。
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また、ED治療薬は、前立腺や膀胱の平滑筋を弛緩させ、前立腺肥大症の症状も改善する作用がある。また、肺血管を拡張し、肺動脈圧や肺血管抵抗を改善する作用があるため、前立腺肥大症、肺高血圧症などの病気の治療にも用いられる。ただし、用法用量が異なるので、ED治療薬で頓服で服用する程度ならこういった病気の治療効果が得られない。
【PDE5阻害薬の主な副作用】
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消化器症状(消化不良、下痢、胃炎など)
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精神神経系症状(頭痛、めまいなど)
【PDE5阻害薬の禁忌】
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硝酸薬や一酸化窒素(NO)供与薬(ニトログリセリンなど)との併用重度の肝機能障害のある患者(Child-Pugh Class C)リトナビル含有製剤、ダルナビル含有製剤、イトラコナゾー
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可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)
バイアグラ:世界最初のED治療で、当時、世界を震撼させた画期的な薬剤でした。世界中で使用されており、現在もED治療の主力製品である。バイアグラは効き始めはやや遅く、30分から60分位で効果が出現します。食事の影響を受けやすく、できたら、食事前に服用するとより効果的です。
シルデナフィル(バイアグラのジェネリック商品):成分は同様で、バイアグラは老舗の商品に対して、他の会社が作った後発医薬品です。もちろん、医薬品である以上、厚生労働省の認可と承認を得ているわけで、薬効薬理は同様です。効果不十分だと思い、どうしてもブランド志向の方は、バイアグラをご利用ください。
レビトラ:世界第2番目のED治療薬。効果がバイアグラより即効性で、15~30分で効果が出現する。副作用もバイアグラより改善されております。ドイツの商品ですが、供給不安定な理由で現在国内では供給困難な状態です。
バルデナフィル(レビトラのジェネリック商品):レビトラは、国内販売中止となっていますが、バルデナフィルは、国内供給可能です。
シアリス:世界で3番目のED治療薬、バイアグラの副作用も改善され、3つの薬剤を比較して、もっとも副作用が少ないED治療薬です。バイアグラより持続性が良くて、1回服用すると、1~2時間で効き始め、ゆっくり効果が持続する。持続時間は、24~36時間で、週末の性行為に適したED治療薬で、「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。
【シアリスのウィークエンドピルとしての特徴】
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効果が約24~36時間持続する
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金曜日の夜に服用すると、最大で日曜の昼頃まで作用が続く
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食事の影響を受けにくい
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副作用が出にくい
タダラフィル(シアリスのジェネリック商品):成分は同様なジェネリック商品で、効能効果は、シアリスと同様と考えております。ブランド志向な方は、シアリスをご購入お願いいたします。
料金表:(税込み料金)
バイアグラ(1錠):4950円
シルデナフィル(1錠):3300円
シアリス(1錠):4400円
タダラフィル(1錠):1650円
男性のAGA(男性型薄毛)治療:
AGA(男性型脱毛症)の治療には、多田クリニックの内科部門では、内服薬中心となります。当院美容部門も男女の薄毛の治療も承りますので、必要に応じてご相談ください。AGAの進行具合や改善したい程度によって治療法が異なります。
【AGA治療のポイント】
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AGAの治療は早ければ早いほど改善するスピードが速くなります。
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AGAを本気で治療するなら、医療機関が処方する治療薬を推奨します。
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AGAの治療の効果を実感するのは、ヘアサイクルがリセットされるタイミングのため、効果が出始めるまでに3〜6ヶ月の期間が必要となります。
【治療法】
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内服薬:AGAの進行を妨げる薬を服用する治療法で、最も効果的とされています。
【内服薬】
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プロペシア(ジェネリック商品:フィナステリド):第1世代
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ザガーロ(ジェネリック商品:デュタステリド):第2世代
AGAの原因は、悪玉男性ホルモンと呼ばれる「ジヒドロテストステロン(DHT)」が関与すると言われております。このジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンから「5α-還元酵素」という酵素によって産生されます。5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、どちらもジヒドロテストステロンを発生させてしまいます。
プロペシア(フィナステリド)は、5α-還元酵素の「Ⅱ型のみ」を阻害するのに対して、ザガーロ(デュタステリド)は、5α-還元酵素の「Ⅰ型とⅡ型」の両方を阻害します。そのため、デュタステリドはより高い効果が期待できるといわれていますが、副作用もややプロペシア(フィナステリド)より多いとされています。
【想定される副作用】どの薬剤もほぼ共通な副作用が報告されております。
発症頻度は高くはありませんが、勃起不全、性欲衰退などの性機能不全や発疹、かゆみ、頭痛などの副作用があらわれる場合があります。
【精子への影響】 精子数の減少、精子運動性の低下、精子の形態異常(正常形態率の低下が見られることがある)がありますが、ザガーロの臨床試験では、精液量減少が1.3%の人に見られたと報告されています。そして、健康成人男性を対象とした海外第Ⅰ相試験では、ザガーロの精液特性に対する影響は正常範囲内であり、大きな影響がある可能性は低いと思われます。
【性機能不全】勃起不全(ED、射精障害、 性欲減退)
【乳房障害】乳房の女性化、乳頭痛、乳房痛、 乳房不快感。
【肝機能障害】肝機能障害、 黄疸。
【アレルギー反応】蕁麻疹、アレルギー反応、 発疹や湿疹のないかゆみ。
【めまい】めまい、 浮動性めまい。
これは、あくまで男性ホルモンから発生する悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)を減らすもので、正常の男性ホルモンであるテストステロンは、特に影響しません。薬剤の精液への移行も添付文書の情報や臨床試験の成績によると、非常に少ないようです。特に、精液を経腟で、女性やあるいは、胎盤の胎児への影響などは、ほとんど可能性がゼロに近いほど少ないので、奥さまが妊娠中も、妊活中でも、まず、ご心配なく、服用できると思われます。ただ、なんとなく心配のことは、お子さんが出産後に服用開始をお勧め致します。
有効成分の効果に関するデータは、日本皮膚科学会や厚生労働省から公式に発表されています。フィナステリドは、日本人男性を対象とした5年間の調査をまとめたデータがあり、その中で1日1㎎のフィナステリドを服用した男性のうち、90%以上に薄毛の改善が認められています。また、ミノキシジルについては、5%製剤を日本人男性モニターに対し48週間使用したデータで、51%に「髪が増えた」という結果が確認されています。
フィナステリドとミノキシジルについては、信頼のおける臨床試験結果をもとに薄毛改善の効果が承認されている治療薬として、世界中で使用されています。
中止の目安としては、
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デュタステリドの場合、反復投与時の消失半減期は3.4±1.2週間もあることから最低でも子作りをする1ヶ月以上前から服用するのを止めておいた方が良いでしょう。完全に血中濃度をゼロにする、つまり精液への移行を完全にゼロにするのであれば6ヶ月前から服用を止めると良いでしょう。
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プロペシア(フィナステリド)に関しては、服用を止めて1ヶ月経過すれば血中濃度はゼロになります。
【禁忌】
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女性
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子ども
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肝機能障害の方
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副作用がみられる場合は担当医へ速やかに相談しましょう。
料金表:
薬剤名 |
1錠料金 |
1ヶ月分 |
1ヶ月分料金(税込) |
サガーロ0.5mg |
800 |
30 |
26,400 |
デュタステリド0.5mg |
350 |
30 |
11,550 |